「芦研」では、六年生模試をA模試・B模試のレベル別でおこなっています。

  「6年生」の芦研模試は、A・Bのレベル別で行っていますが、これは入試が近づくにつれて、上位者と下位者との間の差が大きくなり、志望校への合格可能性を判定するのに、基準となる偏差値の設定を変えるだけでは、調整しきれなくなるためです。極端な例でいえば、4年生レベルの算数のテストで連続10回、満点であったとしても難関校の合格は保証されるわけではありませんし、むしろちょっとした計算ミスでまちがったとしても、難関校に入れないともいえません。その一方で、4年生レベルのテストで6割位の成績でも十分合格する中学校も実際存在するのです。つまり、いくら偏差値をあやつっても、下位校ならば判定できる問題では上位校の合否は占えないのです。逆に、上位校向けの難問では、下位校の合否は判定できないのです。こうした観点から、「6年生」の芦研模試は、上位校を志望する人を対象とする「A模試」と、中位校を志望する人を対象とする「B模試」のレベル別で行っております。
 また、レベル別にすることによって、全体を母集団とするときより、「標準偏差」は格段に小さくなります。このことにより、それぞれの「偏差値」がよりシャープに反映されることになり、より精度の高い合否判定が可能になります。


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